人手不足で倒産かも?充実した仕事とは
こんにちは、ゆうりです。
最近では労働環境に関するニュースが、
多くなっているように感じますね。
現代社会で私たちが生きていくには、
どんな形であれ、働かなくてはいけません。
しかし、その『働く』という行為を優先するあまり、
自身の健康や生活が疎かになってしまったり、
劣悪な環境で社員を働かせる、
『ブラック企業』なんかが話題となっています。
■ 「すき家」を例に考えてみる
ネット業界で盛り上がっているように、
牛丼チェーン店の「すき家」が人員不足で
悩まされているらしいですね。
最近の「すき家」に関するニュースを知らない人は、
恐らく、いないとは思いますが、
念のため説明しておきます。
1、辛い労働環境が暴露された
(深夜勤務のワンオペについて)
2、手間がかかる鍋定食を原因とする、
アルバイトのクーデター事件
(パワーアップリニューアル等)
これらが原因となってか、
アルバイトが集まらず、
東京都心にある一部の「すき家」では、
9時半がラストオーダーとなっていて、
午前9時~午後10時で営業している店舗も
あるというから、驚きですねよね。
■ 人員確保に力をそそぐ企業
また、「すき家」の件が1つのキッカケとなっているのか、
最近では『人員』、特にアルバイトなどの
非正規社員に対してのニュースが多い気がします。
そして、今、日本の多くの企業は、
従業員同士の結束であったり、
従業員の仕事へのやりがいや、
仕事へのやる気を引きそうとする、
環境やメンタル面の対策・改善に、
力を注いでいるようですね。
そうした背景には、企業の、
『良い人材を確保したい』
という気持ちが表れているのでしょう。
「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが、
3万人の非正規従業員のうち、新規採用も含め
1万6000人を地域正社員にするという発表を
行ったのは、記憶に新しいと思います。
また、家具販売で人気の「イケア・ジャパン」は、
パート従業員の待遇を正社員にそろえることで、
優秀な人材の確保に努めているようです。
(特に都心で)アルバイトの時給が上がり続けており、
募集時の平均時給は9ヶ月連続で前年を上回っているのは、
今の日本の労働環境を考えれば、当然の結果でしょう。
■ 充実した仕事とはなにか?
ところで、話は少し変わりますが、
『より良い暮らし指標』の2014年版を発表しました。
そのなかで、日本の「生活充実度」は、
36カ国中、20位という結果が出ています。
評価の詳細を説明すると、「治安」の評価は1位と、
素晴らしい結果を収めた日本ではありましたが、
「仕事と生活の調和」は31位という結果になり、
「健康状態」という部門に関しては32位と、
恐ろしく低い結果が出ています。
「仕事と生活の状態」が31位であるのに、
「治安」が1位という結果からも分かるように、
日本人が、いかに自身の不満や意見を
外に放出していないかが、
分かるような結果になっていると感じ、
もっと、自分自身を大切にするべきだと、
私は強く感じました。
日本の治安1位という素晴らしい結果の背景には、
多くの国民の我慢や不満が隠れているように、
私には感じてなりません。
ゆうり
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